私たちは判決後の会見で、「判決は不服です。」「ノーリードを無くしたい。ダメだと訴えていきたい。」と言いました。それは治療費・慰謝料の金額のことではなく判決文の内容に対してでした。
裁判を起こすことを決意したとき、私たち夫婦が絶対に守ろうと約束し合ったことがあります。『嘘はつかない』ということです。『お天道さんの下を堂々と歩けないことはしない』と誓い、2年以上頑張ってきました。
ですが、司法は私たちの主張を『採用することはできない』と判断しました。失望しました。自分たちの無力さを感じました。
このページを読んでくれているみなさまへお願いです。
私たちの声は司法には届きませんでした。みなさまの力を貸してください。大勢の声が必要です。
『犬のノーリードを無くすには具体的にどうすればいいのか』をみなさまと考え話し合い、ノーリードを無くしたいと私たちは願っています。
ノーリードが無くならない理由の一つに、犬と関わりがない生活を送っている人たちは、『ノーリードは禁止されており危険である』ということを知らないことがあります。
犬と関わりがなければ知らなくて当然のことです。
自分たちも動物であることを忘れ、人間以外の命を『モノ』だと考えている国です。公園で遊ぶ子供たちにとって、『身近な危険であるノーリードの問題』を授業で教えているとは考えにくいので、大人になっても知らないのはもちろんのことです。
『ノーリードがなぜ危険なのか?』を多くの人たちに認知してもらう必要があると私たちは考えています。
楽の咬傷事件を伝えることで、少しはノーリードの危険性について情報発信ができたとは思いますが、情報過多社会で生きる私たちの脳は日々情報を風化させていきます。
だから繰り返し伝える、声を上げることを続ける必要があります。
■ノーリードの犬の被害に遭われた方、(人、犬、猫、鳥…動物の種は問いません)
動物は私たちにとって家族です。家族が体験してしまった恐怖・苦痛、あなたが感じた恐怖・苦痛・怒りを声にしてください。
声を上げなければ、あなたの家族に起こってしまったことはなかったことになってしまいます。
ノーリードを撲滅するために、一緒に戦ってください。
■ノーリードの犬による被害は「襲われる」「噛みつかれる」ことだけではありません。
「ノーリードを注意し逆ギレされ口論になる」
「自宅近くに公園があるが、ノーリードの犬が占拠しており行けない」
「ノーリードの犬がいないかビクビクする」
「ノーリードの犬を見ると散歩中、不快になりイライラする」
ことも被害体験です。
ノーリードにする飼い主がいなければ、このような思いをしなくて済むのですから。
私たちとメールでやり取りをし、あなたの体験をまとめます。あなたの許可がでれば、たくさんの人に知ってもらえるようにホームページ上に掲載します。許可なくホームページ上に掲載することはしません。
※悪質ないたずらの場合は法的措置をとります。
(ここから体験を教えてください)
■ノーリードを無くすにはどうすればいいか?
「こんな『ノーリード禁止』の看板があり、とてもわかりやすかった」「私が住む地域の警察は、ノーリードをする人たちに対してこういう対応をしている」…というような意見も募集しています。
(ご意見はこちらへ)